映画を見ない日の出来事 159

映画を見ない日の出来事 159

友達さんの日記に感化されて、チリコンカンを作ることにした。

西部劇でカウボーイたちが、野営をしながら料理してるやつだと思う。

たき火にかけたポットのコーヒーをひと口飲んで、「なんてまずいコーヒーなんだ!!」とカップをぶちまけるシーンと、「毎日、豆ばかりでうんざりだ」とこぼすシーンは、「ララミー牧場」や「ローハイド」や「幌馬車隊」といった古い西部劇ドラマの定番シーンだった。この“豆ばかり”というのがチリコンカンじゃないかと思っている。

それはさておき、先週末に輸入物のチリビーンズの缶詰を入手し、本日は仕事帰りにふんぱつして、牛多めの合い挽きを買ってきた。

ニンニクとタマネギを刻み、フライパンで炒め、挽肉を入れた。

うまそうなにおい。お腹がすいてきた。

もうすぐ冷たいビールといっしょにチリコンカンを食べることができる。

肉にも火が通ったので、いよいよ缶詰のチリビーンズをフライパンに投入しようと思ったとき・・・・

あれっ、缶詰にプルトップがない。

ひっくり返しても、ない。

この時点で頭がまっしろになってしまった。

フライパンのタマネギと挽肉がチリチリと音をたててる。

どうしよう、どうしようとあたふたしながらも、とにかく火を止めた。

次に缶切り、缶切りと台所を探した。

ようやくオープナーと英語で書かれた缶切りらしきものが出てきたのでほっとする。

ところが、このオープナー、缶にまったく合わない。

なんだ、この役立たずは!

どうも、もらい物のワインオープナーだったらしい。

だんだんと冷えてきて、しおれたようなタマネギと挽肉を見てたら、暗澹としてきた。

嘆いてもしかたがない。こうなったら、缶切りを買いに行こう。

近所のコンビニは向かった。

一軒目、缶切りなし。二軒目も爪切りはあるのに、缶切りはなし。

三軒目の100円ローソンで、ようやく見つけた。

ということで、めでたくチリコンカンを食することができた。

うまい!!

本日の教訓。

缶詰が、すべてプルトップというのは、カン違い。